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Linux Standard Base : ウィキペディア日本語版
Linux Standard Base

Linux Standard Base (LSB) は、複数のLinuxディストリビューションの共同プロジェクトであり、Linux Foundationを活動母体としてLinuxオペレーティングシステムの内部構造の標準化を行うものである。LSBはPOSIX仕様、Single UNIX Specification、その他いくつかのオープン標準に基づいて、特定の分野についてそれらを拡張している。
LSBの目標は次の通りである。
:「LSBの目標は、Linuxディストリビューション間での互換性を向上させ、準拠システム上でのアプリケーションの動作を保証するよう標準規格を策定・振興することである。さらに、ソフトウェアベンダーがLinux向けに製品を移植したり開発する際の調整努力を助ける。」
LSB準拠製品の認証手続きが定められている。認証はThe Open GroupがLinux Foundationの協力の下に行う。なお、Linux FoundationはFree Standards GroupOpen Source Development Labsが合併して誕生した。
LSBには以下のような点が規定されている。
* POSIX標準を拡張した、標準ライブラリとコマンド / ユーティリティ群
* ファイルシステムの階層構造のレイアウト
* ランレベルの定義
* CUPSのようなスプーラーやFoomaticなどのツールを含むプリンタシステム
* X Window Systemのいくつかの拡張
== バージョン履歴 ==

* 1.0: 2001年6月 - 最初のリリース
* 1.1: 2002年1月 - ハードウェア固有仕様の追加 (IA-32)
* 1.2: 2002年6月 - ハードウェア固有仕様の追加(PowerPC 32ビット)。認証は2002年7月から開始
* 1.2.1: 2002年10月 - ハードウェア固有仕様の追加 (Itanium)
* 1.3: 2002年12月 - ハードウェア固有仕様の追加 (Itanium, Enterprise System Architecture/390, z/Architecture)
* 2.0: 2004年9月 - モジュール化され、LSB-Core、LSB-CXX、LSB-Graphics、LSB-I18n(リリースされず)に分割。ハードウェア固有仕様の追加(PowerPC 64ビット、AMD64)。Single UNIX Specification (SUS) バージョン3との同期が行われた。
* 2.0.1: LSB 2.0のISO版。全ハードウェア固有部分がマージされたもの(ただし、LSB-Grphics は汎用バージョンのみ)
* 2.1: 2004年
* 3.0: 2005年7月1日 - ライブラリAPIの更新。特にC++ ABIがgcc 3.4のものになった。中核部はISO POSIX (2003)、Technical Corrigenda 1:2005に基づくよう更新された。
* 3.1: 2005年10月31日 - ISO/IEC 23360として提出された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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